SketchUpの起動時テンプレ

SketchUp起動時のテンプレを作ろう~の巻。

SketchUpを用いた建築のモデリングとTRNSYSでモデリングでは、作図の単位系が異なるので、どちらで利用するかによって、起動時にテンプレートを使い分ける必要があります。

ただ、これが若干面倒で、、、。例えば、TRNSYSで連続して利用する場合、 点景は不要ですし、内容によっては図面の精度が合わないので精度の変更をしてと、、、モデリングの前に設定が必要です。というわけで、これらの設定済みのテンプレを用意しておくと、作業がさくっと始められます!

ってことで、マイテンプレを作ってみよう!

まず、単位系と精度を設定します。
メニューバーの [ウィンドウ]から、[モデル設定]の[単位]を選択。
この例は木造住宅を想定しています。

  • TRNSYSの形状モデリングでは、長さの単位は、mとする必要があります。
  • 精度は、木造だと227.5mmなどがあるので、0.2275と入力できるように、0.0001mを選択します。
  • 長さスナップは、0.001mとすると、1mm単位で線を引くときにスナップが効きます。直接線を引くときなどに役立ちます。
  • 単位形式を表示するとします。右下の測定に単位があわせて表示されるので、今どの単位で書いているかが確認できます。
単位の設定

次に、点景を削除します。

メンズの点景を削除

形状の線を細く書きたい場合は、[エッジスタイル]の[外形線]のチェックを外す。

太い外形線はやめて細い外形線で作図

最後にこの状態で、SketchUpの「テンプレートとして保存」する。

デフォルトのテンプレートとして設定する」としておくと、このテンプレートが起動時に利用されます。また、既存のテンプレートと一緒に表示されるようになります。

*保存したあと、TRNSYS3dのプラグインがUntitled.idfを保存するか聞いてきますが、ここはキャンセルで大丈夫です!

既存のテンプレートと一緒に表示されるようになる

ちなみに、作成したテンプレートは↓のフォルダに保存されるよ。
C:\Users\username\AppData\Roaming\SketchUp\SketchUp 20**\SketchUp\Templates

さくさく始められるといいね!
以上、over!!